インフルエンザを予防しましょう!
掲載日:2018年11月20日
インフルエンザとは
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが感染しておこる呼吸器の感染症です。
例年11月~4月に流行します。
インフルエンザウイルスの種類
インフルエンザウイルスは大きくA型、B型、C型に分類され、主にA型とB型が流行します。毎年、季節的に流行しているのは、A型がA(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型の2種類とB型がYamagata系統とVictoria系統の2種類、合計4種類です。インフルエンザワクチンはこれら4種類のウイルス成分を含んでいます。
感染経路
感染の経路には飛沫感染と接触感染があります。- 飛沫感染
インフルエンザウイルスに感染している人の咳(せき)やくしゃみ、会話の際の飛沫などを吸い込むことによる感染 - 接触感染
ウイルスが付着した手で口や鼻などの粘膜をさわることによる感染
症状
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急に現れるのが特徴です。普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状もみられます。また、合併症としては、気管支炎、中耳炎などが挙げられます。重大な合併症や重症化になると、急性脳症(インフルエンザ脳症)や肺炎になります。
重症化しやすい方々
高齢者(65歳以上、介護施設入所者)
小児(5歳未満)
妊婦
基礎疾患のある方
慢性呼吸器疾患(気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患など)、
心疾患(先天性心疾患、虚血性疾患:狭心症や心筋梗塞など)、
糖尿病、高度肥満、肝・腎疾患、免疫不全
治療
有効な抗インフルエンザ薬はありますが、投薬は医師の判断によります。また、安静、十分な睡眠をとること、水分補給も重要です。
予防
飛沫感染対策としてマスク着用や咳エチケット、接触感染対策として石けんなどでの手洗いや、アルコールなどで手指を消毒することが重要です。流行している時は、人混みを避けることで感染の機会を減らすことができます。
また、ワクチン接種は重症化を防ぐために有効です。
大安研ではインフルエンザワクチンについて解説記事を掲載しています。ぜひご覧ください。
また、ワクチン接種は重症化を防ぐために有効です。
大安研ではインフルエンザワクチンについて解説記事を掲載しています。ぜひご覧ください。
65歳以上の方などがインフルエンザの予防接種を希望する場合は、接種費用の一部助成があります。
この場合は、お住まいの市町村に接種方法、費用などについてお問い合わせください。
関連情報
大阪府や大阪市でもインフルエンザについて注意が呼びかけられています。インフルエンザ発生状況は以下で確認できます。
インフルエンザについて詳細を知りたい場合は以下をご覧ください。
お問い合わせ
公衆衛生部 健康危機管理課
電話番号:06-6972-1326