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大阪健康安全基盤研究所

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理事長挨拶

  地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所は、大阪府と大阪市の地方衛生研究所が統合して、平成29年4月に発足しました。前身の大阪府立公衆衛生研究所と大阪市立環境科学研究所は、それぞれ明治期に創設された衛生検査機関を母体として設立され、100年以上の歴史をもっていました。

  地方衛生研究所は、地域の皆様の健康と生活の安全を脅かす様々な事象の原因を明らかにし、その成果を社会に還元することにより、人々の命と健康を守るという重要な役割を担う機関です。
当研究所は統合以前より、腸炎ビブリオ、腸管出血性大腸菌O157、黄色ブドウ球菌毒素等による健康危機事象に対応してまいりました。
  統合を契機に、機能強化として疫学調査専門家の育成を実施するなど、健康危機管理体制等の充実を図り、近年発生した麻しんや新型コロナウイルス感染症の流行に際しては、病原体検査や疫学調査支援などで大阪府・大阪市の衛生行政に大いに貢献してきました。
  これからも、人々の健康と安全を守るため、技術力、調査研究能力を最大限に発揮し、感染症、食品、薬剤や環境に関わる検査を定常的に実施し、また、新しい検査法の導入、精度の高い検査を行うために、常日頃から基礎研究、調査研究も実施してまいります。

  常に新しいことにチャレンジし、存在感を高めていくことができるよう努力してまいりますので、今後も以前と同様に、当研究所に対するご理解・ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。


 地方独立行政法人  大阪健康安全基盤研究所
理事長  朝野 和典(とものかずのり)

お問い合わせ

総務部 総務課
電話番号:06-6972-1321