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大阪健康安全基盤研究所

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2月4日は風しんの日です

掲載日:2026年2月5日

風しんとは

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発しん性感染症で、風しんに対する免疫のない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します 1),2)。

風しんの発生状況

国内では2018年から2019年にかけて大都市圏の成人男性患者を中心に流行が発生し、2018年には2,941例、2019年は2,298例の報告がありました。2019年には先天性風しん症候群が4例報告されました。

大阪府では2018年に119例、2019年に132例が報告され、先天性風しん症候群も2019年に1例報告されました。2020年以降、新型コロナウイルス感染症の流行する中で報告数は大きく減少し、直近の報告数は2023年2例、2024年1例、2025年1例となっています(2026年2月4日時点)。

先天性風しん症候群について

免疫のない女性が妊娠初期に風しんに罹患すると、風しんウイルスが胎児に感染して、出生児に先天性風しん症候群を引き起こすことがあります。3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障です。このうち、先天性心疾患と白内障は妊娠初期3カ月以内の母親の感染で発生し、難聴は初期3カ月のみならず、次の3カ月の感染でも出現する可能性があります3)。

 風しん排除認定に向けた国内における取り組みと状況

2025年9月26日に世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本の風しん排除が認定されました4)。

風しん排除の認定には, 「適切なサーベイランス制度の下、土着株による風しんの感染が三年間確認されないこと、又は遺伝子型の解析によりそのことが示唆されること」が要件とされています5)。
そのため、排除の判断には国内で検出された風しんウイルスが土着性のものかどうか判別することが重要です。大阪健康安全基盤研究所では判別に必要な遺伝子検査を実施しています。

風しんの予防

有効な予防は、ワクチン接種です。特に、先天性風しん症候群の発生を防ぐために、妊婦や妊娠を希望している女性とそのパートナーの予防が重要です。十分な免疫を有しているか否かは抗体検査により知ることができます。昭和37年(1962年)4月2日~昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性は定期接種の機会がなかったことから、風しん抗体を持たないことがあり、自身が知らずに感染し、また、身近な方にも感染を広めてしまう可能性があります。

大阪府では、先天性風しん症候群の発生を防止する等のために、先天性風しん症候群対策事業(風しん抗体検査・風しんワクチン等予防接種費用補助)を行っています。

大阪府【大人の風しん対策】

https://www.pref.osaka.lg.jp/o100030/iryo/osakakansensho/koutaikensa.html


【参照情報】

1) 風しんについて 厚生労働省

2) 風しん(3日はしか)について 大阪健康安全基盤研究所

3) 先天性風疹症候群とは 国立健康危機管理研究機構

4) Rubella elimination verified in Japan, and measles and rubella elimination verified in Pacific island countries and areas WHO

5) 風しんの排除認定について(報告) 厚生労働省


 

 【その他関連情報】

大阪府における風しん発生状況 大阪府感染症情報センター

風しん関連情報 国立健康危機管理研究機構

風疹患者におけるウイルスRNAと感染性ウイルスの排出について IASR Vol. 44 p51-53: 2023年4月号

 

お問い合わせ

公衆衛生部 健康危機管理課
電話番号:06-6972-1326