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ゴールデンウィークに海外渡航される皆さまへ

掲載日:2025年4月25日

多くの方がゴールデンウィークに海外渡航されます。渡航先で感染症にかからないために、感染症に対する正しい知識と予防方法を知っておくことが大切です。

大阪府・市においても海外旅行時の注意が呼びかけられています。

以下のホームページで、海外で注意する感染症情報がわかりやすく掲載されています。

 

すべての感染症ではありませんが、感染症にかからないため予防接種は有効です。

すべての感染症ではありませんが、感染症にかからないため予防接種は有効です。特に麻しんは2023年以降、世界各地で流行が起きています。WHOの報告によると2024年の主な報告地域は、ヨーロッパ地域(EUR)、東地中海地域(EMR)、アフリカ地域(AFR)の3地域で、全体の86%を占めています。中でも、EURからの麻疹症例報告数は前年に比べ2倍近く増加し、WHO加盟国53カ国中49カ国で患者が報告され、ほとんどの国において前年の報告数を上回っています(WHO、国立感染症研究所)。2025年は、国内で麻しん患者が第15週時点で78例報告されており、そのうち推定感染地域が国外のものは39例と半数を占めています。39例中最も国外推定感染地域で多い地域がベトナムで30例、続いてタイ3例、フィリピンが2例となっており、日本からの渡航者も多い東南アジアの国々へ滞在歴のある患者報告が多い状況です(国立感染症研究所)。また、日本からの渡航者が多い米国でもテキサス州を中心とした麻しん患者の増加が現在報告されており注意が必要です(米国CDC)。
事前に渡航先の感染症情報を収集するとともに、それぞれの予防接種について理解した上で、渡航者一人一人が接種を行う医師とよく相談して、予防接種を受けるかどうかを決めてください。

予防接種情報は厚生労働省検疫所ホームページで掲載されています。


国立感染症研究所

米国CDC


お問い合わせ

公衆衛生部 健康危機管理課
電話番号:06-6972-1326