かわら版@iph 146号 2015年10月31日発行
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今月の話題
梅毒は梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum,以下T.pallidum)というらせん状の細菌(スピロヘータ)が病原体です。江戸時代には大流行し、鼻の軟骨炎のため鼻が削げたり、有効な治療薬がなかったために死亡する人も多かったと言われています。1940年代のペニシリン普及以降、発症は劇的に減少しましたが、日本でも2010年以降、患者数が増加傾向にある事が報告されています。
研究の窓から
残留農薬検査における新たな取り組み 標準品溶液に添加する新規汎用マトリックスの開発
野菜や果物などの残留農薬検査は、食の安全を確保するうえで重要です。食品に許容される残留農薬量は、法律によって定められており、大阪府など各自治体は定期的に検査を行っています。残留農薬検査の対象となる食品と農薬の組み合わせは多岐にわたり、正確かつ効率的に検査を実践することが課題となっています。
大阪府の感染症サーベイランス情報
10月の感染症
平成27年第39週から平成27年第42週のトピックス(9月21日から10月18日)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
- http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/surv15/surv39.html
- http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/surv15/surv40.html
- http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/surv15/surv41.html
- http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/surv15/surv42.html
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