かわら版@iph 85号 2010年9月30日発行
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今月の話題
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)は1980年代後半にヨーロッパで初めて報告されて以来、院内感染の原因菌として世界中で分離されています。腸球菌は本来、ヒトや動物の腸管内に常在する細菌で、その病原性は低く健康な人に病気を引き起こすことはほとんどありません。
研究の窓から
養殖トラフグのDNAからホルマリン汚染を調べる新しい分析法の開発
平成8年と15年に、養殖場で海水に希釈したホルマリンに、トラフグを浸漬していたことが報道で明らかになりました。養殖トラフグにホルマリンの残留が問題視され、有害なホルマリンを含むフグを食べた人への影響が危惧されました。
大阪府の感染症サーベイランス情報
9月の感染症
2010年第37週(9月13日から9月19日)の定点あたり報告数の上位3疾患は、感染性胃腸炎(2.7)、流行性耳下腺炎(1.1)、A群溶連菌咽頭炎(0.8)でした(()内は定点あたり報告数)。感染性胃腸炎は前週比12%、流行性耳下腺炎は8%の減少、A群溶連菌咽頭炎は18%の増加でした。
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