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大阪健康安全基盤研究所

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年表 (1957年から1965年)

1957年(昭和32年)

荻野医師 イタイイタイ病鉱毒説発表

  • 赤痢菌の抗生物質感受度研究を実施
  • 河川可動堰運用の河川浄化に及ぼす影響を調査
  • 西淀清掃工場建設のための基礎資料として、ごみの分析を開始(現在に至る)
  • 大阪生活衛生協会を設立

1958年(昭和33年)

インスタントラーメン発売

  • 港区の病院で集団赤痢が発生し対応
  • 食品の放射能検査を開始(現在に至る)
  • 自動車排出ガス定期定点調査を開始(現在に至る)

1959年(昭和34年)

第6代所長 岡原 國男

熊本大学 水俣病の有機水銀説を発表

  • ジフテリアの集団発生。ジフテリア保菌者の疫学調査を実施
  • A2型インフルエンザのウイルス学的検索を実施
  • 連続採水による大阪市内河川の汚染度の研究を実施
  • し尿の臭気対策の研究に着手

1960年(昭和35年)

ABS(合成洗剤)毒性問題

  • 学校給食用食材の定期的な理化学検査を開始
  • 大阪市内河川の汚濁に関する衛生学的研究を実施
  • フクシンホルマリン試薬による大気中SO2微量定量法による濃度測定を開始

1961年(昭和36年)

PCP(除草剤)による飲料水汚染多発

  • ABSの薬理学的研究を実施(~昭和38年)
  • 酢酸分解菌を用いた毒性簡易判定法を考案

1962年(昭和37年)

キューバ危機

  • 大淀区でコレラ患者が発生し対応
  • 梅田新道交差点における自動車排出ガス定期定点調査の開始(現在に至る)
  • クロレラによるし尿処理の研究に着手
  • 潜函作業環境の酸素欠乏に関する調査を実施

1963年(昭和38年)

ケネディ暗殺

  • 河川中の合成洗剤(ABS)の汚染調査を実施
  • 大阪市での昭和37~38年冬季スモッグの発生状況と死亡者数の変動に関するデータを解析
  • 焼却灰や集じん灰、フライト排水を分析

1964年(昭和39年)

第7代所長 中山 信正

東京オリンピック、フグ毒が解明されテトロドトキシンと命名

  • 市内各地で集団赤痢が発生し対応
  • 寝屋川水系汚濁と住民に及ぼす影響調査を実施
  • 汚泥脱水ケーキの処理に関する研究に着手

1965年(昭和40年)

新潟県阿賀野川 水銀中毒事件発生、西淀清掃工場竣工

  • 腸炎ビブリオに関する研究を開始
  • 配管材料が水道水質に及ぼす影響についての試験検査や調査研究に着手
  • 大気汚染の健康影響に関して、疫学的研究に着手
    (昭和55年まで断続的に実施)

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