受けよう骨粗しょう症検診
10月20日は「世界骨粗鬆症デー(World Osteoporosis Day)」です。
骨粗しょう症や骨の代謝に関わる病気について知ってもらうことを目的に制定されました。
「自分は骨粗しょう症になっていないか?」を知るため、まずは検診を受けましょう。
(2025年度の記事はこちらです)
女性は骨粗しょう症により注意
骨粗しょう症とは、骨の密度が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
(イメージ)
骨粗しょう症に影響を与える要因には、加齢、遺伝や生活習慣、閉経などがあります。
閉経前後の女性では、女性ホルモン「エストロゲン」が急激に減ることで、骨粗しょう症の危険性が高まります[1]。そのため、国では、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の女性を骨粗しょう症検診の対象者としています。
(イメージ:年齢による骨量の変化)
骨粗しょう症検診と介護の関係
元気に過ごすには、骨粗しょう症を予防することが大切です。元気に過ごす時間が長くなる(健康寿命が延びる)ことで、介護が必要となる時期を遅らせることになります。
大阪府の骨粗しょう症検診の受診率は、2.6%[2]で、全国平均が5.9%[3]、目標が15%なので、まだまだ低い状況です。また、大阪府は介護が必要な状況となる割合(要介護認定率)も、47都道府県の中で最も高くなっています[4]。
骨粗しょう症検診の受診率が低い地域では、大腿骨の骨折を起こしやすく、介護が必要になる傾向があります[5]。
ぜひ骨粗しょう症検診を受けて、まずは骨の状態を知ってもらえたらと思います。
骨粗しょう症検診の方法
骨粗しょう症かどうか、骨の状態を調べる検査を受けます。
検査では、かかとや腰、手などの骨の密度を、超音波やレントゲンなどで測定します。
(イメージ:大阪市の骨粗しょう症検診(動画))
大阪市では、市内各区の保健福祉センターにて、骨粗しょう症検診を受けることができます。大阪府内の他の自治体でも、保健福祉センターや各医療機関で受けられ、たいていの場合、受けたその日に結果がわかります。
ただし、お住まいの自治体により、検査方法や検診の対象者が異なるため、詳しくは各市町村担当部門へお問い合わせください。
最後に
高齢になれば多くの方が介護を受けるようになります。
それまでは、定期的に骨粗しょう症検診を受け、ご自身の骨の健康を維持して、健康寿命を延ばしましょう。
骨粗しょう症の予防については、こちらの記事でよかったらご覧ください。
出典・参考ページ(外部リンク)
<出典>
- 公益財団法人骨粗鬆症財団,骨粗鬆症の原因(外部サイト)
- 令和6年度の受診率(大阪府提供:「感染症予防事業費等国庫負担(補助)金(健康増進事業)事業実績書(一部抜粋)」より)
- 公益財団法人骨粗鬆症財団,検診者数及び各都道府県の検診受診率,2024年(外部サイト)
- 大阪府高齢者計画2024,第2章より(外部サイト)
- 骨粗鬆症検診の現状 -骨粗鬆症性骨折,要介護との関係- 山内広世ほか. JJOS 2018; 4: 513-21
お問い合わせ
電話番号:06-6972-5577
