異感染症間の流行干渉の解析による複雑な感染症流行動態解明(1802-06-3)
- 個別施策層向け検査事業でHIV検査等を受けた方へ
当所では、大阪府の個別施策層向けHIV検査相談事業の一環として、診療所の協力のもとに希望される方にHIV/STI検査を実施しています。本事業で検査後に残った検体を用いて、科学研究費補助金の研究を行っています。この研究は、特定の性感染症に感染した人が他の性感染症に感染しやすくなるか感染しにくくなるかを、数理科学的に解析する研究です。
本事業でご提供いただいた検体や情報につきましては、解析前に匿名化され、検査受検者は個人を特定されることはなく、従っていかなる不利益も被ることはありません。ご提供いただきました検体や情報が本研究にご利用される事を好まない方は、遠慮なく下記の研究企画課までご連絡ください。研究対象から除外します。ただし匿名化された後は、特定の方から結果の開示や削除を求められても検体や情報を特定する事が出来ず、ご希望に添うことが出来ません。
- 研究期間
令和3年4月1日から令和6年3月31日
- 検体採取期間
平成20年3月25日から令和6年1月31日
- 研究責任者
ウイルス課主幹研究員
川畑拓也
川畑拓也
- 研究概要
特定の性感染症に感染した人の他の性感染症への感染しやすさの数理科学的解析
- 研究に用いる試料・情報の種類
試料:血清
情報:検査結果
情報:検査結果
- 外部への試料・情報の提供
研究情報の提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。情報は対応表を作ることなく匿名化します。
- 共同研究機関
北海道大学 大森亮介